
こんにちは、岩橋ひかりです。
キャリア支援資格をお持ちの方も、勉強中の方も、”ロープレ”(ロールプレイング)でカウンセリング技術を磨いてきたと思います。
目下、資格の勉強中の方は講座などで行われる日々のロープレでカウンセリングの練習を積み重ねていると思いますが、特に、資格を取って時間が経っている方は、いかがでしょうか?
この記事では実際にクライエントにキャリアカウンセリングを行う前に、どうやってカウンセリングの練習をすればいいのか?ということについてお伝えしたいと思います。
カウンセリングの実践を積む場を持ちにくい方は多いと思うのですが、実際のクライエントに会う前にいかにトレーニングするかという方法をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
キャリアカウンセリングの練習はどこでする?
最近、キャリアカウンセリングの練習していますか?
「ロープレをする機会や時間もなくて・・・」と思っていたりしませんか?
キャリアコンサルタントの仲間と集って、ロープレをして、キャリアカウンセリングの練習をする、それももちろんとても1つの選択肢ではあります。
でも実際のところ、そういった場を見つけることや、その場に行く時間を確保することは結構ハードルが高かったりしますし、仕事や家事・育児などで忙しい方はなおさら難しいことだと思います。
キャリアコンサルタントとして実際のクライエントに会う前に、ロ−プレ以外にはカウンセリングの経験がなく、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
日常全てが練習の場
その時に、私がとった個人的な方法をご紹介します。
実はとても簡単なことで、
常にキャリアコンサルタントとして振る舞うということです。
カウンセリングの場だからキャリアカウンセリングをするのではなく、普段の会話の中で、自分がキャリアコンサルタントだったらどうするか考え、キャリアカコンサルタントとして立ち振る舞ってみました。
そうすることで、ちょっとした相談、例えば友人やママ友、同僚の方とのちょっとした会話の中で、悩みや困ったことを話してくれる場面があると思うのですが、その際に、「なんでそう思うの?」と問いかけてみたり、さらに深い質問をしてみたりすることで、カウンセリングの模擬体験をすることができます。
日常の友人同士などの会話では、実は上辺だけの話で、本質に迫っていないことが多く、例えば、自分が「こういうことで困ってて・・・」と話すと、「そうそう、あるある、私も同じようにこういうことがあって・・・」など、それぞれが自分の話をしているだけで終わっていることが多いです。
また、キャリア支援資格をお持ちの方の中には人事部門に所属して、仕事として面談をしたり面接をしたりする機会がある方もいらっしゃると思います。
私も人事部にいて、新卒採用の面接をする機会がありましたが、その際キャリアコンサルタントだったらどんな風に振る舞うかなということを頭に入れながら質問するようにしました。
そうすると、たくさんの件数を練習することができますので、この方法はとてもお勧めです。
オススメ書籍のご紹介
このように、日常の会話をキャリアカウンセリングの練習に変えていく以外に、オススメの書籍があるのでご紹介します。
私が学んでいたキャリアカウンセラーの先生に教えていただいたものです。
こちらの2冊を読んでいただくと、具体的にどのようにクライエントの話を聞いていったらいいのか、どういう風に問いかけをしていったらいいのかが、いろいろな具体例とともに説明されています。
まとめ
この記事のまとめです。
常に「キャリアコンサルタントとして振る舞う」ことでキャリアカウンセリングの練習の場を作れる!
キャリアコンサルタントとして仕事がしたいと思っているなら、いつでもどこでも「キャリアコンサルタントとして振る舞う」ということは当たり前のことかも知れません。
普段からキャリアのこと、カウンセリングのことを考え続けたり、キャリアコンサルタントとして振る舞い続けることこそが、キャリア支援者として成長していくためには外せないことだと思っています。
このセミナー動画では「キャリアコンサルタントに特化した集客の基礎3ステップ」を90分でお伝えします。WEB初心者でもわかりやすく実践的な内容です。
- キャリアコンサルタントだからこそできる集客手法
- 一般のキャリアコンサルタントが集客できない理由
- WEBを活用したクライエント獲得法 などをお伝えしています。
キャリアコンサルタントとしての活躍に向けて、ぜひご活用ください。