
こんにちは、岩橋ひかりです。
キャリアカウンセリングをするにあたり、どんな事前準備を行っていますか?
この記事では、私が実際に行っているキャリアカウンセリングの事前準備や、ツールの活用などについてお伝えします。
これまで1度も実際のキャリアカウンセリングをしたことがない方であっても、どんな流れでカウンセリングをすればいいかがわかると思いますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
カウンセリング時間を有効に活用するために
キャリアカウンセリングを開始するにあたり、まず何から最初に始めますか?
実は、私はキャリアカウンセリングを、「カウンセリングを実施する前」から行っています。
それは、カウンセリング実施日より前に、「事前アンケート」を実施するということです
コーチングなどのセッションでは事前アンケートを行うのは一般的だったりしますが、試験対策等で、初対面の人といきなりカウンセリングを始める、というイメージがあるキャリアカウンセリングでは事前アンケートなどはしてはいけないのではないかと考えてしまっている方が多いように感じます。
しかし、せっかくの時間を、現在の仕事状況などの事実確認に多くを割いてしまっては、クライエントの「変わりたい」という一番の気持ちに到達することなく終わってしまう可能性があります。
アンケート・アセスメントの活用方法
具体的に事前アンケートで聞いている情報としては、
- クライエントの属性
- 仕事の状況
- どんなことで悩んでいるのか
- 相談したいこと
など。
また、クライエントがブログやFacebookなどのSNSで発信している場合は、そのURLなども教えてもらい、クライエントについての予習を行ったりもしています。
また、アセスメントツールを活用するのも有効です。
独立した当初はカウンセリング前に「ストレングス・ファインダー」というWeb診断を受けていただき、その結果をアンケートに記載いただいたり、現在では「FFS診断」という診断テストを受けていただいています。
傾聴にとらわれすぎない
最後に、「傾聴」すぎない、ということも大切なポイントなのでお伝えしておきます。
キャリアコンサルタント資格取得のための勉強や、ロールプレイングでは、常に「傾聴」を叩き込まれてきたと思います。
クライエントの話をしっかりと聞くために、傾聴することはもちろん大切です。
でも一方で、キャリアカウンセリングは、クライエントの「変わりたい」気持ちをサポートするためのもの。
「変わりたい」気持ちに対する、クライエント自身の考えやどうしたいと思っているのかについて、クライエントの想いを引き出していくことがカウンセリングではとても重要です。
傾聴、傾聴と意識しすぎて、傾聴ばかりしていては、こうしたお客さまの気持ちを引き出すことなしに終わってしまい、クライエントのためにならないことも。
まとめ
この記事のまとめです。
限られたカウンセリングの時間をより有効に活用するため、事前アンケートやアセスメントツールをしっかりと活用しよう
何度も繰り返しになってしまいますが、キャリアカウンセリングでは、あくまでもクライエントの「変わりたい」気持ちをサポートするための時間です。
ぜひしっかりとした事前準備のもと、カウンセリングが行えるよう、参考にしてみていただけたらと思います。

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